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都市における機械式駐車場、立体駐車場等の改修・保全・解体・入替工事では、新規据付工事には見られなかった問題点が生じます。 (下記は一例です)
構造物間や、敷地の奥に建てられた機械式駐車場、立体駐車場の解体・入替工事では、周囲の構造物に阻まれ、ラフテレーンクレーンでの施工がほぼ不可能で、クライミングクレーン工法・ジンポール工法でのみ施工が可能となります。 日本で初めての機械式駐車場は、高度成長期の半ば頃、1962年(昭和37年)に実用化された循環タワー式のものです。それからおよそ半世紀。日本経済の成長と共に、都市部を中心に多くの立体駐車場が建設されました。そして現在、建設から30年程の時を経た立体駐車場が運用され、その多くで改修・保全・解体・入替などの施工のニーズが高まっています。 先進機設は、30年以上機械式駐車場、立体駐車場工事に携わってきた技術力を活かし、また特殊冶具・天井の低い通路にも進入できる低車高ユニック車などを用いて、施工困難な現場でもスムーズで安全な施工を可能にしている日本で数少ない企業の1つです。 更に、この技術・設備は機械式駐車場、立体駐車場の改修・保全・解体・入替工事にとどまるものではありません。エスカレータ、垂直搬送機、搭乗橋等の現場でも力を発揮するものです。 平成21年10月からは、新たに「改修・設備工事部」を立上げ、今後益々必要になっていく機械設備のモーター・減速機・ベアリング・ワイヤー・車輪交換工事専門の技術者を増員して、更なる技術の向上・安全施工を目標に、取り組んでいます。
クライミングクレーン工法
ジンポール工法
搬入・組立
・基礎部ケミカルアンカー施工必要 ・クレーン部搬入・組立が困難 ・クレーン性能検査必要
・ウインチ用アンカーボルト施工必要 ・ジンポール搬入・組立が容易 ・クレーン性能検査不要
施工
・ポスト組立用仮設足場が必要 ・工事の進行にともないクレーン振れ止め材の取付が必要 ・工事の進行にともない材料以外にマストの搬入がある
・仮設足場不要 ・振れ止め材不要 ・マスト搬入無し
解体・搬出
・マスト解体にともない仮設足場・振れ止め材の解体がある ・工事の進行にともないマスト・仮設足場材の搬出がある ・クレーン部解体・搬出が困難 ・基礎部アンカーボルトの処理が必要
・マスト・仮設足場・振れ止め材の解体無し ・マストの搬出無し ・ジンポールの解体・搬出が容易 ・ウインチ設置用アンカーボルト処理が必要
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